スタッフブログ
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2023.11.08
放射線影響学会第66回大会に参加
東京台場のホテルニッコー台場で開催された日本放射線影響学会第66回大会へ参加し、Oral sessionにて「放射線によるミトコンドリア活性酸素生成を介した欠失型突然変異生成機構」というタイトルで発表しました。他の研究者の発表も聴講でき、有意義な学会参加となりました。
2023.03.17
第6回バイスタンダー効果とラジカル研究会
2023年3月17日~28日、第6回バイスタンダー効果とラジカル研究会を開催しました。
今回は大阪公立大学理学研究科の児玉靖司先生をお招きし、講演をお願いしました。児玉先生は3月末で定年退職予定でしたので、約40年に渡る研究を振り返ってお話をして下さりました。いくつかのプロジェクトにおいていくつもの新発見をされ放射線生物学に貢献されてきたことを改めて理解しました。同時に様々な困難を乗り越えて道筋を開拓されてきたお話も拝聴でき、貴重な講演でした。夜遅くまで放射線発がんのディスカッションは続き、翌日もディスカッションはつきること無く続き、名残惜しい気持ちで解散となりました。児玉先生をはじめ、参加して下さった皆様ありがとうございました。
プログラム
1日目 (3月17日(金))
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13:10 近鉄榛原駅前(南口)より美榛苑行きのシャトルバスが出発
13:30 研究会開始(はじまりのあいさつ)
第一部 一般講演1(大広間)(座長:有吉)
13:35 – 14:05 小嶋光明(大分県立看護科学大学)
「マイクロビーム放射線療法の抗がん効果を細胞間コミュニケーションの視点から考える」
14:05 – 14:35 香崎正宙(産業医科大学)
「非照射組織における発がんメカニズムの本態の理解」
第二部 特別講演(大広間)(座長:菓子野)
14:35 – 15:35 児玉靖司(大阪公立大学)
「染色体からみた放射線影響」
15:35 – 15:45 休憩
第三部 一般講演2(大広間)(座長:熊谷)
15:45 – 16:15 有吉健太郎(福島県立医科大学)
「放射線応答を生物進化から考えてみる」
16:15 – 17:00 フリーディスカッション
17:00 美榛苑より榛原駅行きのシャトルバス出発
宿泊者はチェックインなど
17:30 夕食(会場:美榛苑レストラン)
第四部 一般講演3(客室(和室))(座長:香崎)
19:00 – 19:30 熊谷純(名古屋大学)
「水和水の放射線分解水素分子生成」
19:30 – 20:00 菓子野元郎(奈良県立医科大学)
「遅発性活性酸素の放射線応答における役割」
第五部 総合討論1(客室(和室))(座長:菓子野)
20:00 – 20:30 討論テーマ「放射線発がんの解明に必要なものは?」
20:30 – 21:00 討論テーマ「継世代影響:受け継がれるものは?」
21:00 – 21:30 フリーディスカッション
2日目 (3月18日(土))
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7:00 朝食(会場:美榛苑レストラン)(7:00~、7:45~、8:30~の3交代制)
第六部 総合討論2(客室(和室))(座長:熊谷)
8:30 – 9:00 フリーディスカッション「今後の展望」
9:00 研究会終了(おわりのあいさつ) ~ 解散
2022.07.07
第5回バイスタンダー効果とラジカル研究会
令和4年6月24日、第5回バイスタンダー効果とラジカル研究会をZoomで行いました。今回は「福島被災ニホンザルの酸化ストレスに関する研究」を東北大学の鈴木正敏先生が、「長寿命ラジカルのこれまでの研究」を名古屋大学の熊谷純先生が発表されました。追加発言として、各参加者が自身の研究の進捗を発表して下さり、予定時間を大幅に超えてのディスカッションはつきることなく続きましたが、次回は対面での会合ができればと思います。
2021.04.13
第4回バイスタンダー効果とラジカル研究会
3月30日に延期になっていた第4回バイスタンダー効果とラジカル研究会をZoomで行いました。コロナで学会も行かず、セミナーもなく、他の人とディスカッション機会も減っていた時期、有意義な時間でした。4名の会議でしたが、5時間もやっていましたので、頭が活性化されたような気がしました。
2020.03.19
リサーチクラークシップ
奈良医大の特徴の一つであるリサーチクラークシップという早期研究体験の制度による研究活動が2020年1月~3月までの期間で行われました。今年度は1名の2年生(打越さん)が配属され、VEGFによる放射線感受性の変化に関する研究を実施しました。3月17日の発表会はコロナの影響で中止でしたが、完成度の高いポスターに仕上がったと思います。
2019.12.23
レビューセミナー(自分)
12月6日に児玉先生の研究室でレビューセミナーがあり、私が「バイスタンダー効果」に関するレビューの発表をしました。共同研究者の熊谷先生も名古屋から来て下さり、研究紹介もして下さいました。バイスタンダー効果の議論ができる良い機会でした。どんなところに他の人が食いつくのか(疑問をもつのか)、良い機会でした。20年以上前の論文紹介も多かったのですが、今よりも技術が熟していない時期に工夫を凝らして成果をあげてこられた先人の論文は改めてすごさを感じます。自分自身、目の前のやるべき実験をこなすのはもちろんですが、知恵を絞ってできることを考える余地はまだありそうです。こういう機会にディスカッションをしながら、成長していきたいです。
2019.11.11
レビューセミナー11月
11月のレビューセミナーに参加しました。M1学生2名でしたが、勉強になりました。Ligase IVのお話と、神経組織におけるDNA damage responseのお話でした。
2019.10.21
論文セミナー
論文紹介のセミナーを行いました。まだ不定期ですが、今回は学部3年生2名と菓子野、小橋川の計4名が1回ずつ、9~10月の火曜日の夕方実施しました。菓子野の紹介した論文はInt J Cancer (2019)の「放射線治療後の再発腫瘍で抑制されていたmiRNAを3種類見つけ、それらによる標的であるVEGFが放射線抵抗性獲得に寄与している」という論文でした。
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